JavaScriptのプログラムはどこに書く

   

JavaScriptのプログラムはHTML文書のヘッダー部、ボディ部のどちらにも入力できます。

ヘッダー部に入力した例

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>JavaScriptサンプル01</TITLE>
<SCRIPT>
  document.write("JavaScriptのサンプル01");
</SCRIPT>
</HEAD>
<BODY bgcolor="white">
<H1>JavaScriptサンプル01</H1>
</BODY>
</HTML>

この文書はこんな感じで表示されます。

ボディ部に入力した例

<HTML>
<HEAD>
<TITLE>JavaScriptサンプル01</TITLE>
</HEAD>
<BODY bgcolor="white">
<H1>JavaScriptサンプル01</H1>
<SCRIPT>
  document.write("JavaScriptのサンプル01");
</SCRIPT>
</BODY>
</HTML>

この文書はこんな感じで表示されます。

この二つの例の違いが分かりましたか?ヘッダー部に入力するとボディより先に実行され、ボディ部に入力すると入力された位置で実行されているのが分かります。

一般的にヘッダー部には関数を定義し、ボディ部ではそこに出力を表示するときに使います。

外部ファイルを利用する場合

外部ファイル(xxxx.js)をインポートするときは次のように記述します。JavaScriptのファイルの拡張子は.jsです。

<SCRIPT src=”xxxx.js”></SCRIPT>

オブジェクト

JavaScriptではブラウザやHTML文書に関する情報をオブジェクトという概念で扱います。オブジェクトとは次の3つで構成されます。オブジェクトにはオブジェクトを含むことができます。

プロパティ
対象となる物(例えば、ブラウザのウィンドウ)の性質や状態を表す値(ウィンドウオブジェクトなら幅や高さなど)
メソッド
対象となる物を操作する仕組み((ウィンドウオブジェクトなら表示される位置を動かすなど)
イベント
対象となる物に対して利用者からの何らかの操作があったかを検出する仕組み(ウィンドウオブジェクトならウィンドウが移動されたなど)

オブジェクトはオブジェクトやプロパティ、メソッド、イベントなどで構成され、階層的な構造となっています。

オブジェクト内のプロパティ、メソッド、イベントは次のようにピリオドでつないで表現します。

オブジェクト名.プロパティ名
オブジェクト名.メソッド名
オブジェクト名.イベント名

オブジェクト内にオブジェクトがある場合は次のように表現します。

オブジェクト名.オブジェクト名.プロパティ名

JavaScriptを利用するときの注意点

  • JavaScriptのプログラムはJavaやC言語と同じように大文字と小文字をしっかりと区別します。
  • JavaScriptはブラウザで実行されるのでIEとNNの違いによりどちらかでしか動作しない命令があります。

 

 
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